今回の記事では、今話題になっている香川県立体育館を紹介します。

住宅やお店が並んでいる地域に突如現れる、といった印象の立地です。建物も敷地もコンパクトな、ちょっと大きめの公民館サイズです。最近新しく建設された”あなぶきアリーナ香川”と比較しても、人間のスケールに寄り添った設計といえます。
ワッフル模様になっているのはワッフルスラブです。側面の大きな梁だけで持たせている構造なので、小梁を内包したワッフルスラブでロングスパンを作っています。スラブが曲面になっているので、作るのは大変だったと思います。

打ちっ放しのグレーでもなく、真っ白でもなく、クリーム色に塗装されています。周囲の住宅地や街並みから浮きすぎない色ですし、伝統的な木造船にも見えてきます。
ことでん片原町駅から1kmくらいなので、歩いて行くこともできます。最近はサンポート地域で開発が進んでいますが、香川県立体育館の辺りは、昭和の再開発エリアといったイメージの場所です。夜はほとんど人通りがありませんでした。

