”森ビル”の開発思想

森ビルは「立体緑園都市」を目指して、都市開発を行っています。そして、立体緑園都市を実現するために7つの手法を提案し、実際の開発に取り入れています。
1.大きな街区で考える
2.環境に配慮する
3.立体的な都市を作る
4.低層部を活用する
5.移動方法を充実させる
6.道路機能を整理する
7.防災性を向上させる
出典:森ビルHP
森ビルが近年開発した「六本木ヒルズ」や「虎ノ門ヒルズ」、「麻布台ヒルズ」では、この7つの手法がぴったりと当てはまっています。また、森ビルの開発が、他のデベロッパーの開発と比べて別格のように感じられるのは、特に「1.大きな街区で考える」と「3.立体的な都市を作る」による影響が大きいでしょう。次にこの2点について、詳しく見ていきましょう。
大きな街区で考える、立体的な都市を作る

「1.大きな街区で考える」と「3.立体的な都市を作る」の2つを組み合わせると、効率的かつ人間にとって心地よい開発になります。
まず1つ目の図が、一般的な都市開発です。比較的小さな土地に、最大限床面積が稼げるようにビルを建てます。結果として、ビルが密に建ってしまい、日当たりが悪く、土地の利用効率も低くなっています。(パワーポイントで、雑に作った図ですみません)

次に2つ目の図が、森ビルの都市開発の考え方を表しています。これまでは、4つに分かれた土地に、それぞれビルを建てていましたが、再開発によって土地を1つにまとめ、大きな土地に大きなビルを建てます。すると、とても開放的な都市が出来上がります。また、広場を設けて、人が集まったり、休憩できる空間が生まれました。

実際の森ビルの開発では、地下空間や人工地盤を用いて、低層部を有効的に利用しています。麻布台ヒルズの開発では、森JPタワーの高さがよく注目されていますが、高さ比べのために高層の建物を建てているだけでなく、立体的な都市を作るための手法です。


