フラッシュ構造

フラッシュ構造の概要

フラッシュ構造

フラッシュ構造は、枠材を面材で挟み込んだ構造です。上の図では、緑色の枠材を赤色の面材で挟み込んでいます。一般的には、緑色の枠材には無垢材、赤色の面材には合板やOSB、パーティクルボードなどが使用されます。

フラッシュ構造の特徴

フラッシュ構造は、「安くて、軽くて、強い」ことが特徴です。フラッシュ構造が利用されている代表例として、扉(フラッシュ戸)があります。無垢材の扉は、重く、材料費が高くなりますが、フラッシュ戸は、軽く、安上がりです。

無垢材と比較すると、フラッシュ戸で使用される面材は、安価で、品質が安定していて、加工しやすいことから、大量生産に適しています。特に扉では、開け閉めに必要な力が小さくなること、蝶番にかかる力が小さくなることから、軽量なフラッシュ構造が適しています。

ツーバイフォー工法のフラッシュ構造

木造の工法の1つである、ツーバイフォー工法にもフラッシュ構造が利用されています。ツーバイフォー工法の外に面する壁では、枠材の外側に構造用合板やOSBボード、内側に石膏ボードを張ります。また床では、枠材の上に構造用合板、下側に石膏ボードを張ります。このように枠材の両側に面材を張る、フラッシュ構造になっています。

フラッシュ構造は強いと言われることがありますが、重さ・材料の割に強いと考えた方が正確です。全て木材で構成されるCLTの壁と、フラッシュ構造のツーバイフォー工法の壁とでは、CLTの壁の方が強いでしょう。しかしツーバイフォー工法は十分な強度を確保することが出来ますし、建物の重さが軽い方が、地震によって建物が受ける力は小さくなります。何よりコストが抑えられます。