建築物の構造を3つに分類

3つの構造

建築物の構造は、ラーメン構造、ブレース構造、壁式構造の3つに分類されます。

建築物の構造は、ラーメン構造、ブレース構造、壁式構造の3つに分類されます。では次に、それぞれの構造を紹介します。

ラーメン構造

ラーメン構造

ラーメン構造は、柱と梁による構造です。主に高層マンションやオフィス、スーパーマーケット、学校で採用される構造です。

ラーメン構造のメリット|自由な平面

ラーメン構造は、構造的には壁が必要ありません。一定間隔で柱を設置する必要がありますが、それ以外には平面計画(間取り)に制限がありません。住宅の場合には広いリビングを作ることができますし、オフィスの場合には机の配置を自由に変更できます。またリフォームを行う際に、間取りの変更がしやすいです。

ラーメン構造のデメリット|部材が大きい

ラーメン構造は、柱のみで荷重を支えるため、部材が大きくなりがちです。特に2・3階建てくらいの低層建築では、建築費が高くなりやすいです。また、室内に柱や梁が飛び出すことが多く、住宅の場合には、使いにくい間取りになりやすいです。

ブレース構造

ブレース構造

ブレース構造は、柱・梁に加えて、ブレースを使用する構造です。主に住宅で採用される構造です。

ブレース構造のメリット|部材が小さい

ブレース構造では、水平荷重(地震や風)をブレースで受けるため、部材が小さくなりやすいです。したがって建築費が低くなりやすいです。また柱やブレースが壁の中に納まるため、基本的には室内に柱や梁が飛び出しません。

ブレース構造のデメリット|ブレースの配置

ブレースをバランスよく配置する必要があるため、大きな空間を作ることが難しい構造です。また基本的には、1階・2階でブレースの位置を合わせる必要があり、平面計画に制限が生まれます。

壁式構造

壁式構造

壁式構造は、壁による構造です。壁式RC造や2×4工法、レンガ造などの種類があります。

壁式構造のメリット|様々

壁式RC造や2×4工法では、剛性の高さやプレハブ化のしやすさが特徴です。一方でレンガ造では、1つの部材が小さいことが特徴です。柱や梁の役割を全て壁が担っているため、合理的な構造といえます。

壁式構造のデメリット|壁の配置

ブレース構造と同様に、壁の配置に制限があります。加えて、壁の位置を変更することが難しいため、リフォームで間取りを変更するのが難しいです。